築24年の住宅にお住まいのHさんは、当時より地球温暖化など環境問題に関心が高く、
太陽光パネルが発売されるや、即決で契約しました。
(現在の売電価格は37円/KW/取材時点)
「売電するのもいいけれど、電気を毎日の生活に還元することはできないものかと考えるようになりました。
もともと、エコというか、そういったことを考えながら生活するのが好きだったんでしょうね。
そんな時に電気自動車LEAFが発売されたんですね。この時も迷わず即決(笑)」。
年間の光熱費をお聞きしたところ、夏は売電と電気料金の支払額ではプラス、冬はマイナス、 年間通じての支払額ではプラスマイナスゼロと言います。
しかも、灯油タンク(490L)は年間1回の給油で済んでいるそうです。(給湯用のみ)
「遠出をする時は別として、普段は7時からLEAFより給電。深夜電力の時間帯で蓄電(4時間)をし上手に活用する。それで月額の電気料金はだいたい10.000円くらいでしょうか。 ただ、LEAFを乗っているのでもちろんガソリン代はかかりません。 だからトータルの比較でいうと、もう少しお得なのかもしれません」
暮らしの数だけ生活スタイルの数があるので、 光熱費の金額だけにとらわれず、楽しんで暮らすことが何より大切のようです。
Hさんのエコスペック
所在/札幌市
住宅延べ床面積/42坪
構造/軽量鉄骨
設備/
太陽光発電3.3kw(京セラ)
LEAF24kw深夜電力4時間蓄電(NISSAN)
空気熱ヒートポンプ暖房(CORONA)
備考/
新築当時の暖房はFFストーブ+ツインバーナーであり、
LEAFを購入後、暖房熱源を電気にしたいと考えて、深夜蓄電型電気暖房に変更。
通常の電気ボイラーはイニシャルコストとしては安価でありますが、
当初はLEAF24kw蓄電容量では間に合わずヒートポンプを採用したことによって、
暖房を含めてまる1日不便なく使えることになりました。